【染色可能素材】

　綿、麻、ウール、シルク、レーヨン、キュプラ（シルク、ウールは別途料金になります）

　※高温で染色するため収縮や傷みが生じる場合があります。（特にウール、シルク、レーヨン、キュプラ）

【染色不可素材】

　・化学繊維50％以上の衣類（ポリエステル、ナイロン、アクリル等）

　・ダウンなどの羽毛、アセテート系、ボンディング生地、ケブラーを使用した衣類

　・取り外し不可のレザー、毛皮の付属品が付いている衣類

＜要注意＞

　・化学繊維も入っている素材は真っ黒に染まらない可能性があります。

　・表面に樹脂加工や撥水加工が施されている商品はムラに染まる可能性があります。

　・生地が弱っている場合やダメージ加工は、さらに傷みや破け、穴があく可能性があります。

【ラインストーン、ビジューについて】

　接着部分の糊が取れてはがれる可能性があります。また変形や変色、輝きが失われる可能性があります。

【レースについて】

　レースは素材表記がされていないことが多く、また複数の素材でできていることがほとんどです。そのため部分的に染まらない可能性もあります。

【縫製糸について】

　・縫製糸や刺繍糸はポリエステルが使用されている場合が多く、その部分は原色のまま残ります（例：白い衣類を染めた場合、縫製糸がポリエステルだと黒の服に白のステッチ）

　・金糸や銀糸の場合変色の可能性があります。また縫製糸がほつれる可能性もあります

【付属品・タブについて】

　・ブランドを示す織ネーム、品質表示や洗濯の注意書きネームは、素材によっては染まる場合があります。

　・デニムパンツなどに付いている革パッチは、高温処理により縮み硬くなってしまいますので、取り外して縫い直す必要があります。※有料1,000円（税別）

【色むらについて】

　・目には見えない油や汚れが付着していると、そこだけ染まらずにムラになる可能性があります。クリーニングしてから染められることをおすすめします。

　・化学繊維が入っている素材は、色が部分的に褪せている場合色むらが発生する場合があります。（染色可能素材についてはほぼ問題なく染まります）

　・化学繊維が入っている素材は、その混率によって色むらが出る可能性があります。

【型崩れについて】

　新品、新品同様の衣類に関しては、風合いを損ねる場合があります。

【部分染めについて】

　部分的に染めることは承っておりません。ご了承ください。

染め直しは高温処理の為、生地の傷みや縮み、染後の色落ち、縫いの引きつれ、付属品の腐食や劣化など様々な障害が発生する危険性があります。

㈱京都紋付ではそのような障害が発生した際の責任を負いかねますので、上記注意をご理解ご納得の上でご依頼いただきますようよろしくお願い申し上げます。

2024.07